盆バケーションは唐突に終わる

たった一日の盆休みとなる今日が、ここ数年で最もろくでもない一日となったので記録する。

久々に一日自由を手にいれた。

しかし寝坊。

バイクでツーリングに出掛けるも、暑さと不思議ドラテクパフォーマーの多さにうんざりして道半ばで帰宅。

近くのスーパーでRAMマウントを盗まれかける。

マンションで頻発しているらしい無断駐車の犯人にされている事が判明。そして管理組合のオッサンが僕が犯人だとアチコチに吹いて回っている事も発覚。

部下から問題社員が超絶意味不明な行動で大問題を引き起こしたやべーｯｽと電話をうける。

問題社員を押し付けてきた偉い人から責任逃れとｵﾏｴﾉｾｲﾀﾞｰ電話をうける。

社内の面倒事解消に向け交渉中の他部所長からザマーみろお前の言うこと聞かないもんねー電話をうける。

他部所の新人(偉い人のお気に入りで何をしても無罪)が僕の進めていた案件の契約書を紛失したぽいヤバイと電話をうける。

クライアントからのぶちギレメールで数ヵ月前に他部所に引き継いだ案件が放置されている事が発覚。

家族から車ぶっ壊れた何とかしろ電話。

届かないなーと思ってたヤフオク落札品が近所に誤配送。出品者から対応が遅いと怒られる。

収穫したハバネロを捨てられる。

行方不明になっていたabu55002台とトイマシーン02が親によって捨てられていた事が判明。

親戚のオッサンにバイク倒される。

新しく買い直したばかりのKEENのサンダルの右足用が行方不明に。

なんだこれ御払いレベルの災難つーか災害だよもう。

興味の地層が表す思い出と箪笥生

せっかくの午前上がり、せっかくの青空、せっかくの家族不在を楽しめるはずだった6月最後の日、週の初め頃から止む気配のない強風に外遊びの意欲を飛ばされた僕はTwitterをポチポチしていた。暫らくの間、普段はさっさと読み飛ばすタイムラインを上から順にスクロールしていたところ、こちらのツイートが目に留まった。

タンス生（タンスとしての人生）を全うしたタンスが捨ててあった。 pic.twitter.com/nAWJrPZhv7

— 未満 (@_miman) 2018年6月29日

見ての通り、シールがベタベタ貼ってある箪笥。

ただ、ツイートの写真をよくよく見てみると、箪笥の下の方にはアンパンマンやドラえもんのシールが、そして上に向かうにしたがって当時流行っていたであろうアニメやゲーム、そして特撮ヒーローへと変わっているのがわかる。

そう、シールの種類と貼ってある場所が持ち主と箪笥の成長の記録となった何とも感慨深い写真なのだ。

思わずそれを書き込んだところ、このツイートをした未満さんから返信を頂き、そして思いもせず素敵な言葉に触れる事ができた。

『興味の地層』

あぁ、同じように見知らぬ子どもの成長を感じとったというのに、僕はそんな素敵な言葉が出てこなかった。

久々に結構嫉妬。素直に羨ましい。嫉妬ついでに、同じようにシールが貼られた箪笥を捨てる時がきたら「興味の地層が～」と使ってやろうと心に誓ったところで気が付いた。僕と正反対でキレイ好きな妻はチビたちが貼ったシールや落書きをことごとく落としているのだ。どうやら死ぬか呆けるその時まで、僕はこの嫉妬と付き合わないといけないらしい。

なんか話題のツイートに便乗したようで後ろめたい気持ちが物凄いので、ちょっと時期をずらして投稿。