ジオラインEXPとライトアルパインダウンはオフロードジャケットとの相性抜群だってハナシ

年末ツーリングするぞ~という更新から一ヶ月が経ってしまった・・・せっかく防寒装備としてモンベルのアンダーウェア「ジオラインEXP(一番厚手のヤツ)」「ライトアルパインダウンジャケット」を購入し、12月末にある程度の距離を走ってみたのでインプレというか使用感なんぞを書いてみようと思う。

↓前回

goriboo5050.hatenablog.com

 

冬場のオフロード走行は悩ましい

冬場のオフロード走行は押したり引いたり起こしたり転んだりで意外と体を使うこと、そしてオフロードスポット間の移動で寒風吹きすさぶ舗装路を走らねばならぬことから、寒さ&暑さ&ムレムレの全てに対応せねばならず、ウェア選びで悩む事が多い。特に僕のような「自走」かつ「林道などのオフロードスポットまでそれなりの距離を走らねばならぬ」ややオフロード難民気味なユルふわ初心者オフローダーなら尚更だ。

昨年までは冬場のオフロード遊びはヒートテック+セーターorスウェット+コロンビアスポーツの薄手ダウン+エンデューロジャケットの組み合わせでやり過ごしていたのだけど、これがまた中途半端な保温力な上にムレやすく、汗冷えは当たり前だし、中々汗が乾かないわ着脱が面倒だわで結構なストレスとなっていた。

そこでアンダーウェアを良いモノに替え、インナーレイヤーを見直して快適性を手に入れようと考え、評判の良いモンベルのアンダーウェア「ジオラインEXP(一番厚手のヤツ)」と「ライトアルパインダウン」を新たに購入したわけだ。

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当日の装備

まずは当日の装備を明らかにしよう。

アウター:JT‐Racingデュアルエンデューロジャケット

パンツ:JT-Racing MXパンツ(ハイパーライト)

グローブ:コミネの冬用&現場用でスコットのネオプレーン

ブーツ:ガエルネG-React

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 そしてインナーとアンダーウェアはこうだ。

ミッドウェア:モンベルライトアルパインダウン

下着上:モンベルジオラインEXP

下着下:モンベルジオラインEXP

足追加:シマノ レッグウォーマー(自転車用)

予備:裏起毛スウェット(結局着てない)

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オイちょっと待て!薄手ダウンじゃないのか?と突っ込みたいバイク乗り諸兄もいるだろう。その通り、ミッドウェアは冬山登山ライクにライトアルパインダウンなのである。多くの場合、冬バイクのミッドウェアと言えばこんな感じの薄手のダウンを選ぶと思う。僕も2018年1月~は薄手のダウンを着ていた。

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ただ、この手の薄手ダウンをミッドウェアとするならば、下にもう一枚薄手のセーターかスウェットを着ないと長時間のオンロード走行はちょっと心もとない。(薄手ダウンじゃキツイ理由は後述)

メインディッシュとなる林道等のオフロードスポットの走行においては、押したり引いたり起こしたり転んだりが前提となる。で、そういう事をすると汗ばむしムレるわけだ。特に僕みたいな汗かきは一瞬でドーンと体が暑くなって汗が噴き出るからさぁ大変!じゃあ脱ごうとすると・・・

アウター脱いで~

ミッド脱いで~

えっちらおっちらインナー脱いで~

脱いだインナーとミッドを一枚ずつ畳んで~

バッグに入れて~・・・実にめんどくさい。あぁメンドクサイ!

だから上はジオラインの上に直接ダウンを着て、その上にアウター着れば一枚減らす事ができるから始末するブツが減るし、時間も節約できるだろうと考えた。

もったいぶらずに結果を言おう。

大成功

パパっと素早く「脱いで」「しまえて」「冷えたらまた着る」事ができた!

ジオラインEXP+ライトアルパインダウンが高性能過ぎて、アウターとなるオフロードジャケットの下はこの二枚で十分だった!

 

ジオラインEXPは素晴らしい

今回の大成功の立役者は間違いなくモンベルのジオラインEXP。こいつの速乾性と保温性は間違いなく本物だ。登山という地味なようでいて、その実ハードコア極まるジャンルで鍛えられたアンダーウェアなだけあって、その着心地や性能はユニクロヒートテックなんざ比較対象にすらならない。

ユニクロヒートテックは湿気を上手く逃がす事が出来ないのか、ちょっとムレたあたりで寒い外気の影響を受けると途端に冷え始めてベタ~っとした冷たさを感じるようになり、これが結構な時間持続してしまう。そんなだから汗で濡れるともう悲惨なほど冷える。

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対してモンベルのジオラインEXPは・・・ムレムレムレ~状態でもうまい具合に湿気を逃がして変に冷える事が無い。汗で濡れても冷えるには冷えるんだけど、ヒートテックのようなベタっとした冷え方ではなく、ひんやりする感じ。しかも乾くのも早いからいつの間にかまた暖かくなってて驚く。そして何より基本的に暖かいってのが良い。まぁ価格差からしヒートテックと比べちゃいかんのだろうけど。因みにジオラインは生地の厚さにより「LW(ライトウェイト)」「MW(中厚手)」「EXP(厚手)」の三種がラインナップされており、僕は大は小を兼ねる的な思考で最も厚手のEXPを上下共に購入した。厚手と言っても実際は大した事はないので、冬場の外遊びならEXPを選べば間違いないだろう。

 

ライトアルパインダウンも素晴らしい

僕が秋冬のオフロード走行で着用しているようなオフロードジャケット(エンデューロジャケット)の類には基本的にインナーライナーや、それに相当するポカポカ機能は無い。そんなだから冬場の走行時に薄手のダウンをミッドウェアにするのはちょっと勇気が必要なので、ミッドウェアはボリュームのあるライトアルパインダウンとした。これなら長時間のスタックを余儀なくされても、最悪遭難したとしても、ある程度は体を守る事が可能だろうしね。

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このライトアルパインダウンはパッと見よくあるボリューミーなダウンだけど、アウターとなるオフロードジャケットを着るとあら不思議!上手い具合に収まってぜーんぜん着ぶくれしない!!その上軽いし、伸縮性があるから動きやすいし、何より暖かいしと三拍子揃ってるときたもんで、アルパインの名を冠した日本生まれ山育ちなダウンは伊達じゃないって事を思い知らされた。因みにこのダウンジャケットの戦闘力は800フィルパワーで、初期のドラゴンボールなら天津飯クラス、ACfAならNo.18メイ・グリーンフィールド的な立ち位置だ。

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「相性がいいみたいね、アナタとは。」

 

冬場のオフロードツーリングはアンダーウェアはジオラインEXP、インナーはライトアルパインダウンで決まり!

話を戻そう。そんなこんなでジオラインEXP+ライトアルパインダウンはオフロードジャケットとの相性は抜群だし、冬場のオフロードツーリングに最適だと感じだ。さむーいオンロードの移動中は僕らを暖かく包み、イゴイゴして暑くなったらば、サッとダウンを脱いでバッグに仕舞えば冷えすぎる事なくクーリング&除湿ができるってのは時間にも体にも優しくて非常に良い。

また、派手な柄・色使いが多いオフロードウェアでコンビニや食事処に入るのはちょっと・・・という人も結構いるだろう。そんな時はオフロードジャケットを脱いでダウン姿になれば、全身オフロードウェアが醸し出す怪しさと異様を排する事もできる。

・オフロードジャケット

・ダウン

・ジオライン

もし悩んでいる方がいたら、騙されたと思ってこの組み合わせを試してはどうだろう?僕と同じく『ピッタリだ!』となればそれでいいし、『ダメだこりゃ』となっても普段着としても相当活躍するから問題ない。

と、まぁこんなトコロで今回はお開き。 ダラダラ書いた割には相変わらず中身がねぇブログでこまっちゃうねまったく。

今さら年末房総ツーリング2018の計画を立てるの巻

さてさて、冷房のきいた部屋でソシャゲ課金童貞を捨てて後悔したのも今や昔、いつの間にか今年もあと数日で終わりときたもんだ。今年も些末な出来事に追われ続け、そして育児と妻の希望を最大限聞き続けた結果、自分の事がほぼ何も出来ないまま、あっという間に時間を消費してしまった。

ともあれ年末になってしまったからには年末ツーリングをせねばなるまい。

セロー250を購入した2015年は比較的近場となる金谷元名線をササっと走り、WR250R乗り換えた2016年は千葉県富津市の『燈籠坂大師』に。 2017年は親族全方位からのバイク排斥キャンペーンに屈して年末ツーリングが叶わなかったため、年明け早々に当時話題になったチバニアン地層と横尾林道+αを巡る「チバニアンツーリング」を実施。いずれも非常に厳しい時間の制約が足枷となって、満喫できたとは言い難いものだったなぁ。。。

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チバニアンへの看板は何とも千葉県らしいものだったのだ・・・

今回は29日を丸一日自由時間にできるので、房総半島の丘陵地帯~林道をじっくり巡ることができそうだ。ただし、安定のボッチツーリングになるので、安全面を考慮してガチフラットなスポットをチンタラ走るのみに止めねば。

となると・・・当日の経路は

金谷元名線

山中線

豊岡線

横尾線

高山線

亀山ダムor三島湖

もしくはその逆ルートが適当だろう。合間に素掘りトンネルスポットを入れるのも良いかもしれない。

 

防寒装備を整えたぞ
何となく当日のルートが見えてきたところで、次は当日の防寒装備を整理してみよう。昨年バイク用防寒着としてRSタイチのタンドラウィンターパーカを購入したけど、これだと転倒を前提とした林道ツーリングで着るのがもったいない。

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重さに目をつぶれば日常使いも可能なデザインなのが良いね!

って事で、アウターはセロー時代から秋冬の林道ツーリングの御供にしているJT-Racingのエンデューロデュアルジャケットになるんだけど、コイツは耐久性&耐水&防風性能は及第点ながら、インナーライナーが無いため別途あったかインナーを用意する必要がある。

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バイクブロス2014年03月11日掲載のオフロードアイテムレビューから画像を拝借。コイツはカユイところに手が届く機能が秀逸なのだぜ!

これまでコロンビアスポーツの軽量ダウンをインナーとして使っていたけど、保温や透湿性能に難があり、この時期のオフロード遊びで使うと色々とやせ我慢を強いられていた。そこで、アウトドアユースで定評のあるモンベルのライトアルパインダウンジャケットと、ジオラインEXPシャツとタイツを追加購入。

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初めて下着に1万以上出したぞ・・・

寒さ対策に焦点を当て、あえて薄手の軽量ダウンは選択しなかった。もし滑落して長時間身動きが取れない事態に陥ったとしてもコレなら少しはマシだろうしね。ともあれ装備はこんな感じか。

 

上半身:ジオラインEXPシャツ+MXジャージ+ダウン+ジャケット

下半身:ジオラインEXPタイツ+自転車用防風防寒ニーソ+MXパンツor防寒パンツ

 

MXジャージの代わりに起毛インナーの方がいいかな?後は下半身をMXパンツとオフブーツのガチコスプレにするかどうかが悩みドコ。こんなところか。

 

さぁ、あとは妻や義両親が余計な事をしないよう祈るばかりだ。