たかちよと米沢牛
今朝、氷を作っていると、冷凍庫の奥から米沢牛の切り落としが出てきた。以前戴いたのをすっかりサッパリ忘れていたようで。しかも消費期限は5月25日、つまり昨日ときたもんだ。まぁまぁ肉なんぞ10日かそこらなら平気だろってんで、とりあえず解凍し現在に至る。
しかしここからが問題だ。切り落としの使い道なんて、すき焼きか炒め物程度しか思いつかない。すき焼きを作るには具材が足りないし、下手に炒め物にするにはもったいない。あぁそうか、ハヤシライス・・・デミグラスソースなんてあるわけがなかった。
完全に手詰まりだ。もう牛すき丼しか道は無い。数センチしか残っていないネギを刻み、鍋にぶち込む。
中火で優しく火を通し、醤油と昆布出汁の素、酒(たかちよ無濾過)、砂糖をまーぜまぜジューっと、急ごしらえした割下もどきを投入して完成!
しかし盛り付けと写真が糞すぎて不味そうだ!
栃木の友人から貰ったプリプリで濃厚な卵を乗せたが、これは・・・!!!
見た目に反して美味なことこの上なし。
野菜不足なのでサラダも食べてますよ。
今日の反省。
割下を作るときに『たかちよ豊醇無盡 うすにごり活性生原酒 紫』を使ってはいけない。
これはひじょーに濃く、しかしあっという間に過ぎたあの日の夏、つまり中高生あたりの欲望にまみれた夏を思い起こさせるようなお酒です・・・自分で書いてて何ですが、全く意味がわからない。だが、目を閉じて口に含んだ瞬間、そう感じたのだから仕方ない。
味わいは~活性酒なので、口に含むと弱い炭酸がショワァっと優しく弾けて広がる。その泡が弾けながら濃厚なうまみを口腔内全体に届けるのだ!喉を通り過ぎた後は余韻を残しながらもスッキリとした切れ味。いやぁ、美味しいな~冷やしたグラスに注いで飲んだらもぅ・・・
こんな上等な酒を割下で使つたバカだ誰だ!?僕さ!
へーい!
もうだめだ!しってるさ!へーい!