カニだって木に登る
河口域で釣りや水遊びをする、もしくは稲作を行っている方は、一度はこげ茶色(見え方によっては黒かな?)の体に白またはオレンジ色のハサミを持つ小型のカニを目にしたことがあると思う。
このカニはベンケイガニと言い、日本海側では男鹿半島以南、太平洋側では房総半島以南(僕は茨城北部でも見たけど・・・)に生息している小型の半陸生カニだ。
ベンケイガニは普段、芦際やコンクリ護岸の地面をウロウロしながら魚の腐肉を食べてみたり、泥をつついてプランクトンを食べたりと、典型的なカニライフを送っている・・・が、芦が茂る干潟や河口域に生息する個体は少し変わった特技をもっている。
それは・・・・・・・・
木登り(芦登り?)をするのだ!
↓どこにいるのかなー?
↓ |ω・`)チラッ
↓器用な足さばき
↓中には落ちかけて映画クリフハンガーの様になってしまうヤツも・・・・
スマホだとズームきつい。近づきすぎるとカニは水中に飛び込んで逃げてしまうし・・・・もう。
潮が満ちたり、水門が開いたりして干潟や河口域の水位が増し始めると、半陸生のこいつらは、せっせと芦や障害物に登りだす。中には僕と同じ目線の高さまで登るやつもいるから驚きだ。
もし、ちびっ子たちとカニを捕まえに行こう!なんてことになったら、一緒に芦際を観察してはどうだろう。物知りオヤジかBBAの称号を貰えるかもしれないよ。
最近のスズキさん@利根川
棒:ミッドストリームTR
リール:10セルテート3000 SPLワークスチューン(笑)
メイン糸:よつあみ/G-soulアップグレード1号
リーダー:サンライン/シューター・デファイアー アルミーロ25lb 1ヒロ
一応スズキと呼べるサイズだけど・・・せめて80cmは欲しい!
それにしても、今年は釣り運ないなー