僕のブログ感 / 蝉
僕は、ブログは居酒屋のカウンターみたいなもんだと思っている。
話しなんて聞いていないクセに絶妙なタイミングで相槌をうつマスターや、人の話しを聞くふりをしながら自分語りのタイミングを見計らう酔っ払い、僕に絡まれて迷惑しながらも相手をしてくれるほろ酔いニーサン&ネーサンは訪問者。
・・・ならば、その真ん中でニヤつきながら虚勢を張るうらぶれた男は僕だな。
去年の12月、何の気無しに新しい事をやってみようと始めたこのブログは、多くても3回の更新で終わる予定だった。この類に関してはだいたい3日坊主だったから、こんなにも続き、そして楽しんでいることに本気で驚いている。
構ってくれる皆さんには感謝せずにはいられないね。
楽しみはどこに転がっているかわからない。何でもやってみるもんだ。次は何をしようかね。
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少なくとも過去3週間のうちに僕が訪れた土地の蝉は死に絶えていた。
だが僕の冷蔵庫にはまだこいつがいる。
野菜室で葉物野菜に擬態していたところを捕獲。早い話が飲み忘れ。
いつもならば、デカい器になみなみ注いでグイグイ飲んでるところだが、暫くはそうもいかない。僕は暫く断酒せねばならぬのだ。
8月頃、夏の夜を楽しむために手に入れたチカーラは、初冬の夜空をどう彩るのだろう。早く飲みたい。ひんやりとした大気と真っ黒な空に包まれながら飲む酒は楽しいのだ。