明日に向かうフリして真横に逃げろ!
この前結婚した。
披露宴も開いた。
僕は夫となり、そして親にもなった。
家族を持ったのだから、オフロードバイクかデュアルパーパスくらい持ってなけりゃダメだろう。逃げ出すために。
そんなわけで、10数年ぶりに教習所の門を叩いたのだが・・・
夏休みだから学生しかいねぇ!
今から十年ちょっと前、教習所で一緒だった今の僕と同じくらいの年のアンちゃん(確か大型二輪を取りに来てたはず)は、僕と話す度に「若くていいよねぇ」と言っていた。僕は10かそこいらの差なんて大したことないだろうに・・・と思っていたが、今なら彼の気持ちが良く分かる。
何か知らんが居づらいぞ!
誰も僕に興味なんて無いのは分かってるけど、何だかとっても居づらいぞ!
まぁいい。それを除けば教習所は実にいいところだ。
何がいいって?上手くいったら教官が褒めてくれるんだぜ!しかも、ダメなところがあったら優しく教えてくれるし、改善方法まで示してくれるのだ!
良い歳した男が、同年代か、それより上の年代の男性に事ある毎に褒められる。
会社じゃこんな喜びは他ではとても味わえない。認められることはあっても、褒められるなんて中々ないからね。
褒められれば気分も良くなり、酒も進む。
むはー