ノーマスク対応よりもバイ菌たれ流し勢が問題だ

 ツイッターでは青森県むつ市のマスクなし対応が話題だ。なんでも同市が掲げる窓口サービス日本一の一環としてマナー講師と相談し、“体調が悪い職員には「窓口対応をさせない」「自宅で休ませる」を徹底すること””一律にマスクを禁止するわけではない”とした上で昨年12月からマスク無し対応を実施したという。

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目につくのは「職員を感染の危険に晒す」「マスクで対応が失礼という風潮はダメだ」といったもので、中には「役所がこんな事したらマネする糞経営者が出てくるだろうが!」というものも。パッと見た感じでは非難のツイートが大多数のようだ。

確かにその通りとも言えし、市役所側は感染症シーズン真っただ中である事を考慮して、マナー講師よりも地元保健所や関係医療機関(市役所の場合は地元医師会とかかな?)の知見を優先的に取り入れるべきだとも思う。でも、この件で市役所を一方的に非難するのはどうなのさ。

記事中には件の市役所が定めるマスク無し対応のガイドラインについては言及していないから何とも言えないトコもあるんだけど、一律にマスク着用を禁止してるワケでも無いし、職員個々の事情に合わせてマスク着用も可能としている。それらの職員を守るための手段が適切に行われた上のマスク無し対応であるならば、マスク無し対応は窓口業務の接遇向上としては別段おかしい事ではないし、市役所側は衛生管理と健康管理を徹底する、だから我々利用者側もちゃんとせーよって事でしかない。

そもそも問題なのはインフルエンザ等の感染症や、それら疑う症状があるにも拘わらず

「咳やクシャミが出てるのに手洗いもマスクもしない人」

「上から下からたれ流し中だけど手洗いや消毒もせずにベタベタ触りまくる人」

「発熱や体調不良で仕事を休んだついでに役所で手続きしようとする人」

などの自分の都合が最優先で「俺はやらない知らない関係ない。オマエがどうにかしろ。」「え~?ちょっとくらい大丈夫だって!へーきへーき!」とのたまう身勝手極まる自己中無理解バイ菌たれ流し勢が多数存在することだし、本来叩く・・・是正すべきはその手の輩だ。

むつ市役所の対応を非難するよりも、今回のノーマスク対応の話題をきっかけにして『感染させない』ことを広く呼びかけてはどうだろう。バイ菌たれ流し勢が減った方が遥かに有益だ。

 

あ、そうそう。我々一般人がホイホイ買えるマスクは咳やクシャミでバイ菌だらけの体液をまき散らす事を防ぐ、口・鼻・喉の乾燥を軽減する程度の機能しか無く、ウィルスの進入を防ぐワケじゃ無いんだよね。

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バイ菌の進入を防げるマスクはこんなヤツだよね?

厚労省も「感染しないために」ではなく「他人に感染させないために」として、咳エチケットの啓発を行っている。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html

この辺も忘れないでおきたいね。

因みに僕は加湿器+予防接種+マスク着用+手洗いの徹底をしていたにも関わらず、職場でバイオテロかました社員のせいで2年連続インフルエンザになっているぞ!