使わないのに釣具強化その1 メガバスのVALKYRIE World Expedition VKC-66XH買った&インプレ
あるぇ?新年一発目の更新で「今年は下書きのままのネタをどんどんアップしよう」なんて言ってたのに、もう9月後半・・・2020年もそろそろ終わりだよ?
・・・・まぁいい、2020年終盤ってことはつまり、シーバス界隈は秋の荒食いという激熱イベントが開幕するってことだ。2019年は東京湾奥にまで立派なサワラやら、丸まる太ったワラサやらが入ってきたり、ボートシーバスではビッグベイトでビッグなシーバスがボコボコ上がったりと絶好調。僕も結構オイシイ思いをした。
そんな東京湾乱痴気騒ぎの中、大きな話題となったのがメガバスの大型ペンシルベイト『メガドッグ』だ。22センチ130gというGTルアーばりのスペックと、youtubeやツイッター・インスタ等のSNSに投稿される衝撃的な釣果はビッグワンを求める多くのアングラーの脳みそを鷲づかみにした。
乗るしかねぇなこのビッグウェーブに・・・・
ってことで、近場の釣具店に残っていたシンタローナチュラルカラーのメガドッグを購入。本当はチャートかマットブラックが欲しかったけど、人気色なので購入ならず・・・
流石に22センチもあると丘っぱりで愛用しているケースに入らない。あんまり大きいのでライジャケの収納からもコンニチワ!その様はまるでチンアナゴである。
さて、無事メガドッグを入手したわけだが、130gものルアーをまともにぶん投げる&容易に操作できるような竿はゼニスの富士山竿 花鳥風月しか持っていない。
※富士山竿と書いてフジヤマスティックと読むのだ
この竿はMAX3ozまでの表記だけどメガドッグも何とか扱えるし、6ftという長さはボートシーバスでも扱いやすいはずだ。PE4号+リーダー50lbでの試投でも、投げるだけならば特に問題はなかった。そう、投げるだけならば。
富士山竿 花鳥風月は対ブラックバス用かつ、大型ルアーでのサーフェイスゲームを想定している竿だ。現在はどうか知らないが、約20~15年前に販売されていたこの手の竿は「魚をかけてから」というよりも「重量のあるルアーを問題なく投げること」に重きを置いているので、どうしても固い傾向にある。だからシーバスのように頭をゴンゴンシェイクする魚をかけた場合、バラす確率が非常に高くなるわけだ。まぁ捕らぬ狸の皮算用といえばそれまでだし、人間ハイスピードウインチと化して鬼のゴリ巻きで抜きあげれば・・・いや、楽してぇよ。若くないし。
中二病ネームなアンチクショウ
富士山竿 花鳥風月で感じた不安をどのように払拭するか?答えは簡単、専用品を買えば良い。たまたま出先の釣具チェーン店に目当ての竿があるってんで、即断即決取り置き依頼→VALKYRIE World Expedition VKC-66XH購入。
ヴァルキリー ワールドエクスペディション買っちった
バルキリーじゃなくてヴァルキリー。これ重要。名前もデザインも 中二病 itoイズム全開で糞カッコイイ。ちょっと見てみよう。まずはリールシートの表・横・裏。ちなみに僕が購入したVKC-66XHはコルクグリップで、更に短いVKC-61XHのグリップはEVAとなる。いずれも150gまでのルアーに対応。
バットは黒地にラメがキラキラ、螺鈿細工みたいで良いですな。
バット半ばからは焦げ茶色。ヘヴィービューティーモデルなだけあって、ガイドは全てダブルフット。スレッドのセンスは流石の一言。
ティップはこんな具合。ここだけ見たらジギングロッドみたい。
PE4号+50lbリーダーのFGノット結節部分がガイドを通る時はこんな感じになる。
さて、次は全体を見てみよう。比較対象が冒頭に登場した富士山竿 花鳥風月しかないのでアレだけど、乗合船で使うのに長さが気になるって人には参考になるやもしれん。
ちょっと見難いけど上がVKC-66XHで下が富士山竿。ちなみに富士山竿は6ft+グリップとなる。VKC-66XHは6.6ftだけどグリップが長いので、実際に振り回す部分は非常にコンパクト。バットで揃えて長さをみてみよう。
グリップを除いて竿の部分が6ftの富士山竿 花鳥風月と、グリップ含む全長6.6ftのVKC-66XHをバットで揃えて比較すると・・・6.6ftのVKC-66XHの方が10センチちょい短い。ちなみにスマホは全長167mmのエクスペリア1。
いや、そんな比較されても・・・というツッコミは無しで。ともかく乗合船でもストレスなく振れる長さだよってハナシさ。
投げてみる
さて、VKC-66XHはMAX150gまで投げられる。つまりデカくて重いメガドッグも余裕でぶん投げられるってことだ。早速それっぽい大型シーバスルアーを利根川で試投してみた。ちなみに投げたのはメガドッグ、ビッグバンディット、コノシラスシャッド、ジョイクロ、ウェイキーブー、ファシャッドとかそのへん。130g、70g、50gクラスだな。
リールはリョウガにPE4号(よつあみのキャストマンフルドラグ)に、リーダーとしてプロセレナノダックス50lbを巻いてある。
動画?ねーよんなもん。
試投時は乗合船を想定してテイクバック少なめでコンパクトに振りつつ、なるべく飛距離が出るよう投げてみた。
①メガドッグ
基本通りルアーの重さを感じながら竿をしならせて投げれば結構飛ぶ。メガドッグの重さにビビり、竿のパワーを信じないでオカマ投げにならないように意識する事が重要。
②コノシラスシャッド
快適にぶん投げられる。飛距離も出る。しかしルアー形状のせいで向かい風だと死ぬ。PE2.5号くらいでぽーんと投げたほうがいいかも。
③ビッグバンディット
投げ方にコツがいる。コツをつかめば結構飛ぶけど、ちんたら投げてると飛距離がでない。これもPE2.5号くらいのほうがよさそう。
④ジョイクロ
んー。普通?ブーメラン効果は健在。
⑤ウェイキーブー・ファシャッド
ビッグバンディットと同じくらい飛ぶ。
VKC-66XHはグラスコンポジットなので硬すぎず、柔らか過ぎず、大トルクで粘る竿なので懐は深い。当然130gのメガドッグもしっかり投げられるし、軽めのルアーも普通にイケる。そもそもグラスやグラスコンポジットの竿はトップウォータープラグの操作が得意だから、流行りのメガドッグやビッグバンディットの操作も楽に、そして楽しめる。
そうそう、FGノット結節部のガイド抜けはフツー。特にストレスを感じる事はなかった。この辺は安心していいと思うよ。
今回は試投のみなので魚をかけてからのやり取りがどんなもんかは不明だ。でもこの調子なら食い込みも良いだろうし、魚を弾く確率も比較的低いと思われる。
値段も安いし、男前でカッコイイから見つけたら即買いでもいいかもね。
さて、ブログいじれる時間が限られているので今回はここまで。
だーっと書いたから誤字脱字に間違いが結構あるだろうから、空いた時間にちょいちょい直す方向で。
次は8月末に発売されたシマノのランディングシャフト Gフリーについて書こうと思う。
じゃあの。
放置しましておめでとうございます
意図的に放置したわけではない。
何にでも興味を持つ小さな破壊神が二人もいると、家でPCいじるのも至難の業なのだ。あぁ、誰ともなしに言い訳からはじまる新年よ・・・あけましておめでとうございます。
アップはしていないが下書きだけは相当な量が溜まっているので、折を見て清書し、再び何の役にも立たない情報をたれ流す作業を再開するとしよう。
じゃあの。