祝100日目＆出来事と出来心と言い訳と長い何か
嬉恥ずかし100日目
いやはやまぁまぁ、平成28年12月31日に更新をしてから現時点で100日ぶりのはてなブログ更新である。祝100日目！ってことだけにしておけば局所的お祝いムードに包まれるかもしれないとも思ったが、そんな事は無かった。残念無念南無阿弥陀仏。
年が明けてから100日間の間、僕は苦痛にさえ感じる「スマホでの長文作成」「スマホでのブログ更新」を何とか克服しようと、何度も何度もはてなブログのスマホアプリを起動した。頑張った。頑張ってスマホの画面をシュッシュと指でなぞった。それはもうホントに頑張ったのだが、その結果は週に４～７本ペースで溜まっていった下書きの山。
今では華麗にフリック入力をきめる誰かを目にする度に、胸に何とも言えないザワつきを覚えるようになってしまった。フリック入力は敵だ。キーボードこそ至高。二本の手と10本の指を使った方が、一本の指で画面をなぞって文字を選択するよりも遥かに素早くテキストを作成できるに決まってる・・・かつてワープロやPC、Eメール等が台頭したときも、古い物にしがみ付いた者は僕と同じように否定と言い訳の糞溜めで溺れていたに違いない。
ともあれ、ブログはPCで。これが一番だ。
衣替え
1月下旬あたりに、二代目で二台目のバイクWR250Rのグラフィックデカールを張り替えた。ハッタリ化はこれで終わり。10歳若ければ真っ先に吸排気系交換にボアアップ～なんて事をやっていただろう。
しかしまぁ、外装はおろかハンドガードにすら傷一つないオフ車ってのは、童貞が使う当てもないくせに持ち歩いているコンドームみたいなもんでカッコ悪いったらありゃしない。ドクターストップ解除まであと3か月。
当たりポテト
十数年ぶりに冷凍ポテトを買ったら、一本だけやたらと長い当たりポテトが入っていた。包丁と比べてもこの通り。
他のポテトと混ざると長さが際立つ。
なんかミルワームみたい
子ナナフシ
生まれて初めて子ナナフシを見た。子ナナ可愛い。
あーPCでの更新は楽だわ。
年末トンネルツーリング釣り読書音楽鑑賞納め
平成２８年最後の一日のうち、僕に許された自由時間は朝6時から正午までの6時間。たった6時間のうちに幾つかの趣味をこなし、遊び納めとせねば。
僕は黄色いオルトリーブのメッセンジャーバッグにウォークマンと読みかけの小説、いくつかのルアーとコンパクトロッドを突っ込んでバイクに跨った。
・・・とでも言えば冒険物の児童書程度の格好は付くのだろうけど、実際は妻子を放置しての現実逃避である。ともかく時間が無いので、目的地は空と山と海が楽しめる千葉県富津市の『燈籠坂大師』と近くの漁港を目的地とした。
さて、燈籠坂大師と言えば縦長の素掘りトンネルだ。素掘りトンネルが多く点在する千葉県南部においても、ここほど縦長の素掘りトンネルはないだろう。
入口も素掘りトンネル。幅は乗用車１台分程度。
お待ちかねの『燈籠坂大師の切通しトンネル』。縦長だ！
切れ間から空を見上げる。岩で四角く切り取られた空が寒々しい光景にならないのは、常緑樹とシダ、滑空旋回するトンビのお陰だ。
トンネルを抜けると燈篭坂大師へ続く階段が現れる。
急な階段を上ると
お堂につく。当たり前だな。
お堂の脇には更に登る道が・・・ここは知る人ぞ知る『造海城』への入口だ。今回は時間が無いので途中の展望エリアまで進む事にした。
フローリングの床で紙やビニール袋を踏んで滑るのと同じように、落ち葉と岩でスルッ、ズルッと滑る。
街を一望できる。できはするが、そんなにいい景色というわけでもない。聞えてくるのは小鳥の囀りとトンビのピョロロー、木々のザワザラに交じって鉄道のガタンゴトン。
思ったよりも長居してしまったので、釣りと読書と音楽鑑賞を一気に済ますために海辺に急行。
ウォークマンをシャッフル再生にして釣竿をセット。節操なくランダムに流れる様々なジャンルのBGMを左耳で、右耳は海の音を聞きながら5回投げたら竿を置き、開高健の日本三文オペラを1ページ読む。そんな事を1時間続けたらさすがに目が回った。
東京湾の向こう側には富士山。結構深く帽子をかぶっているように見える。
来年は刺激的な年になりますように。そう願いつつ帰路に就いた。
あぁ、あぶない、忘れるところだった。
皆が良い年を迎えられますように！
