誰でも簡単!タンドリーチキン
クミン、カルダモン、コリアンダー、ターメリックにチリペッパー・・・インドにネパール、スリランカ・・・あぁ、エスニックな香辛料に包まれる喜びよ‼
今回はインド料理の代表格の一つ『タンドリーチキン』の簡単な作り方を解説しようと思う。本当に簡単においしく出来るばかりか、スパイスの準備などの初期コストも抑えられる素晴らしい調理方法だから是非皆さんにも実践してもらいたい。
そもそもタンドリーチキンとは?
タンドリーチキンとは、クミン・コリアンダー・カルダモン・チリを主に、好みでニンニクやショウガをヨーグルトに混ぜた『ピンク色のスライム状のドロドロ』に漬け込んだ鶏肉を『タンド-ル』という釜で焼いた料理だ。
低温でじっくり焼いたタンドリーチキンは、ジューシーな肉汁と香辛料、ヨーグルトで適度に柔らかくなった肉質のトリプルパンチで実にうまい。
準備するもの
①鶏肉(肉々しいのが食べたいならムネ肉、やわらかジューシーがいいならモモ肉)
②ボウル(大き目のボウルだとこねやすいよ!)
③ビール・酒(つまみ食いのお供)
④フライパンorグリル
※フライパン調理の場合は多めの脂でじっくり炒めると最高だよ!
⑤パプリカパウダー(赤色を出すために必要)
⑥マギー タンドリーチキンの素
タンドリーチキンの・・・素?
だってそうだろう、仕方ないだろう
『誰でも』
『簡単に』
『美味しく』
『初期コストを抑えて』
HAHAHAHAHA
材料も揃えずコストもかけず、トライ&エラーを経て最適なレシピを作り上げることもせずに美味しい料理を作ろうと?ならばコレしかないだろう、常識的に考えて。
スパイスの調合舐めんな。
ただ安心してほしい、このマギー・スパイスイット タンドリーチキンは実に素晴らしい割合でスパイスがブレンドされており、インドレストランで出てくるそれとほぼ変わりないような気がしなくもない味を再現する事が可能だ。
まぁ販売元のネスレは世界最大の食品メーカーだし、多くのレストランや喫茶店にも様々な食材、調味料、加工食品を卸しているから、この調味料を使ってるか、少々手を加えたものを提供している店も結構あるんじゃないかと思うんだけどね。
画像は昨日届いた800g 税込3,364円
コストコなんかだと35g×5袋 税込906円も売っていて、僕が初めて手に取ったのがこの小袋版。何の気なしに買ってみたんだけど、その完成度の高さに驚いてボトルを買ってしまったんだな。
因みに、知り合いが営んでいるオシャレなレストランは、ネスレ率が結構高いにも関わらず奥様方に大人気。予約は2か月先まで埋まっている。
調理方法
こしょう、クミン、たまねぎ、にんにく、とうがらし、しょうが、コリアンダー、ローレル、タイム)、食塩、でん粉、デキストリン、クエン酸、パプリカ色素
これがタンドリーチキンの素の主原料だ。しいて言うならば、パプリカの赤味が足りないくらいだろうか。まあ後から足せば、ステレオタイプなタンドリーチキンのように真っ赤な色合いを出せるから別に問題ない。
では早速調理にかかろう。まずは大き目のボウルに鶏肉を入れる。
そしてタンドリーチキンの素を投入。取説では肉1kgに対して35g使うように指示をされているが、これはヨーグルトを使わない場合。
ヨーグルトパワーで肉を柔らかくし、まろやかな味付けにしたいならもう少し多めに入れて1日くらい放置すればいい。漬けこまなくても美味しいけどね。
赤味を強くしたいなら、ここでパプリカパウダーを投入すればいい。
あとは焼くだけ。本場よろしくギーを塗ってもいいし、無ければ無いで問題ない。
グリルで焼くと余計な油が落ちて、皮はパリパリ中はジューシーに。
フライパンで焼く時は多めの油で炒めると全てがジューシー。この辺は手持ちの調理器具と好みの兼ね合いで。
【グリルで焼いた場合】
【フライパンで焼いた場合】
簡単だ。実に簡単だ。それなりに美味い。
僕みたいに幾つものスパイスを揃えなくても、何度もスパイスの調合に失敗しなくても、歯磨き粉でも入れない限りはコレを使うだけで誰でも簡単にコストをかけずに自宅でタンドリーチキンが食べ放題だ。
仲間とBBQをするときに持ち込んでも喜ばれるだろう。
そのときは「自分でスパイスを調合したんだよぅ」なんて言えば、気になるあの娘もイチコロだし、子供も尊敬してくれる。
いや、ホントにコレおススメです